元英会話カウンセラーのカワジュン(@kawayoshijun)です。
英会話の初級者からよく相談を受けるのが、
- 発音がうまくできない
- 音を真似しようとしても、口の動きや舌の動きがわからず、同じ音が出せない
- 発音記号が読めない、どういう発音になるのかわからない
という、発音に関しての相談です。
正直言って、はじめの頃はあまり発音のことは気にしすぎる必要はないです。
まずは、とにかくたくさん聴いたり、よく使う単語や基本的な文法を覚えたりする方が重要です。
しかし、学習を進めていくにつれて、発音はいろんな場面でその存在感を増してきます。
- 相手の話している内容がうまく聞き取ることができなかったり。
- 簡単な単語のはずなのに、相手に聞き取ってもらえなかったり。
- 辞書で単語を調べても、発音の仕方がわからなかったり。
逆に、発音記号が読めると、辞書を見れば、どう発音すればいいかだいたい分かるようになります。
実は、発音や発音記号を身につけると、英会話において非常に強い味方となってくれるんです。
ということで、今回は、英語の発音を味方につけるためにおすすめの「使える」サイトを4つご紹介したいと思います。
- 発音の仕方がわかるようになり、今までよりも発音がうまくなりたい
- 発音記号がなんとなく読めるようになり、知らない単語でも発音できるようになりたい
そんな方の力になると思いますので、一つ一つ解説していきます。
①Sounds of Speech
(http://soundsofspeech.uiowa.edu/index.html#english)
- アメリカのアイオワ大学が作成
- 舌の動きと実際の口の動きの動画を見ることができてわかりやすい
- 以前はサイトのみだったが、現在はスマホアプリもある(有料)
- 個人的には一番おすすめ。ただし、英語サイト
以前僕が集中的に勉強をしていたとき、大変お世話になったサイトです。
日本語では「エ」と聴こえる音でも、英語では何種類かの音が存在します。
その微妙な違いについて、舌や口の動きを動画で視覚的に見ることができ、非常にわかりやすいです。
子音と母音それぞれ個別に、発音記号と音を合わせて覚えることができます。
英語のサイトになるので初級者にはわかりづらいかもしれませんが、直感的に操作できるつくりになっているので、そこまで難しくないでしょう。
現在はスマホアプリ版もリリースしているようですが有料です。
パソコン版は無料で使用できるので、それで十分でしょう。
(ただしflash playerが必要)
②英語発音入門
(http://kccn.konan-u.ac.jp/ilc/english/index.html)
- 甲南大学(神戸)が作成した英語の発音教材
- アメリカ英語とイギリス英語の切り替えができる
- 日本語で丁寧に解説をしてくれている
- 発音以外にも、リズムやイントネーションについても学ぶことができる
こちらは神戸にある甲南大学が作成した発音用の教材です。
日本語のサイトなので、初級者にはわかりやすいですね。
口の動きの動画はありますが、舌の動きについては静止画となっています。
解説が丁寧なので、発音記号を一つ一つ覚えていくのに役立つでしょう。
発音以外にも、リズムやイントネーションについての解説もあり、英語独特の音の変化なども学べるのでとても参考になります。
さらに、音声はアメリカ英語とイギリス英語の両方があり、切り替えられるようになっています。
どちらの英語をよく聴くかによって使い分けできるのも嬉しいですね。
③東京大学 教養学部 英語部会「英語の発音と発音記号(練習用)」
(http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/eigo/hatsuon)
- 日本を代表する東京大学の、教養学部英語部会が作成した、英語の発音練習用教材。
- 発音記号と、その音を含む単語の発音を聴くことができる
- 舌の動きをあらわす図も確認できる
こちらも日本の大学、東京大学が作成した発音練習用の教材です。
舌の動きについての図もあり、音の種類についての解説が丁寧にされています。
上記甲南大学のサイトと併用すると、発音や発音記号の理解が進むと思います。
④FORVO
- 単語を入力して、単語ごとの発音を一つ一つ確認できる
- 上記3つのサイトで発音を学んでから、確認用で使用するとよい
- 発音が難しい単語などはこのサイトで確認するのがおすすめ
こちらは発音の練習用というよりは、どうしても発音がわかならくなったときの補助用として使うといいです。
単語を入力すると、その発音を聴くことができるほか、その単語を含んだ例文を聴くことができます。
まとめ
今回は上記4つのサイトを紹介させていただきました。
僕がメインで使用していたのは①アイオワ大学のサイトですが、「発音記号の右も左もわからない!」という方は、②甲南大学のサイトから入るとわかりやすいかもしれません。
ある程度理解ができたら、アイオワ大学のサイトを使って、舌や口の動きを練習して自分のものにしていくといいです。
そして、少しずつ発音に慣れてきたら、リスニング教材や映画・海外ドラマのセリフを真似してたくさんアウトプットすること。
これが大事です!
ある程度発音記号が読めるようになると、知らなかった単語でも辞書で発音記号を見れば、なんとなく発音の仕方がわかるようになり、学習もはかどるようになりますよ♪
発音記号って難しそうな印象があると思いますが、これらのサイトを活用して、発音と発音記号を味方につけていきましょう!
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