カワジュン(@kawayoshijun)です。
前回の記事は、はじめて経験したサーバーダウンについて、臨場感をお伝えしたくストーリー調で記事を書きました。
今回は、「前回の記事は長くて読むのかったるいよ!」という方向けに、要点をまとめた記事を作成しました。
もし僕の失敗を参考にしていただけるのであれば、今回の記事を読んでいただいた方がわかりやすいと思います。
以下のような方にはぜひ読んでいただきたいです。
- ブログを始めたけど、ちゃんとバックアップをとっていない
- WordPressでブログを始めたけど、そんなにサーバー容量のことは気にしていない
- BackWPupでバックアップしてるけど、復元の仕方はよくわかっていない
ということで、今回はダイジェスト版でお送りします(笑)
状況
【概要】
- 発生日時: 3月16日 16:30
- 復旧日時: 3月17日 03:00過ぎ
- 復旧までの所要時間: 約10.5時間
【備考】
3日前(3月14日)からダウン当日まで連日、BackWPupのバックアップエラーが発生していた
⇒放置してしまっていた
【発生時の状況】
バックアップの状況を確認しようと、バックアップデータをダウンロードしようとしたところサーバーダウン発生。
500エラー(CGI過多)の画面表示。
復旧までの対応・経緯
【情報収集段階】
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①「CGI」に関してネットで情報収集
⇒「CGI」とは? 解決策は?
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②解決策のひとつである「PHP高速化(FastCGI)」を試みる
⇒すでに有効化済であった
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③エックスサーバーへ電話問い合わせ
⇒メールでの問い合わせを依頼される
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④エックスサーバーへ問い合わせメール送信(エラーデータ添付)
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⑤一次回答くるも内容理解できず
⇒再度質問
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⑥二次回答到着、「FTPソフト」を使用し、不要データ削除するよう回答あり
⇒バックアップデータの肥大化が原因と推測(容量200GBに対し199.9MBの表示)
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⑦「FTPソフト」についてネットで情報収集
⇒「FTP」とは? 「FTPソフト」はどれが良さそうか?
【実施段階】
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①FTPソフト「FileZilla」ダウンロード
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②「FileZilla」を使用し、サーバー内のファイルデータ確認
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③最低限のデータをパソコンにコピー
⇒数時間を要す
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④一部の大きいサーバー内データを削除
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⑤データ削除後、エックスサーバーのサーバーパネルでデータ容量に若干の空きができたことを確認
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⑥その時点では復旧しなかったが、30分後に確認したところ、復旧
原因
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画像データが重かった
アップ画像の多くが一眼レフカメラで撮影したものだったため、1枚あたり2〜3MB、ISO感度が高いものだと1枚だけで12〜13MB。
画像総数400枚超あるため、1回分のバックアップデータだけでかなり大きい。
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上記の要因により、バックアップ蓄積によるデータ量の肥大化
1回分のバックアップだけで約22GB。
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バックアッププラグインの二重使用によるデータ重複作成
当初「BackWPup」だけだったが、あまりよく考えず、どこかのブログで見て最近「UpdraftPlus」をインストールし、どちらも有効化してしまっていた。
再発防止策
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画像データをすべて最適化(リサイズ)処理
1枚あたり100〜400KBに容量縮小
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再度バックアップ取り直し
最適化後のデータを保存
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バックアッププラグインを「UpdraftPlus」に一本化
その後も「BackWPup」でバックアップエラーが発生していたため
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過去のバックアップデータを削除
日付の古い「BackWPup」のデータを不要と判断し削除
まとめ
今回の記事の下書きを書いていたら、なんだか組織内の文書みたいで、会社員時代を思い出しました(笑)
まとめたように、主な原因は
- 重い画像の使用
- バックアッププラグインの二重使用
ということであり、大概の方はこのような事態になることはないと思います。
とはいえ、サーバー側で万が一のこともありますし、いざという時のため、こまめにバックアップをとっておくことは非常に大切だと思います。
こんなこともあったので、僕は昨日、容量大きめの外付けハードディスクを買い、そちらにも定期的にバックアップを残していくことにしました。
それともう1点。
バックアッププラグイン「UpdraftPlus」は操作が簡単で、復元も1クリックでできます。
データをいじるのが難しい、僕のような初心者の方には本当におすすめです。
ということでブロガーの方、バックアップの状況はきちんと確認しましょう!
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