旅好きブロガーのカワジュン(@kawayoshijun)です。
2018年7月〜8月にかけて、1ヶ月ほどアフリカ旅行に行ってきました。
その際に「東アフリカ観光ビザ(East African Tourist Visa)」というものを利用しました。
ただ、当時はネットで調べても十分な情報が得られなかったので、今回その「東アフリカ観光ビザ」の申請・取得について解説します。
また、ケニアでアライバルで取得した実際の状況もレビューしています。
今後アフリカ旅行に行く予定がある方はぜひ参考にしてください。
目次
東アフリカ観光ビザ(East African Tourist Visa)とは
東アフリカ観光ビザ(East African Tourist Visa)とは、ケニア・ウガンダ・ルワンダの3ヶ国で使用できる共通ビザです。
概要は次の通り。
【有効期間】
90日マルチプル
【滞在可能日数】
90日
【申請料金】
$100
【備考】
・マルチプル(数次入国ビザ)とは、期間内であれば複数回出入国可能、つまり、何度でも行き来ができるビザです。順番も問いません。
・ただし、一度でも3ヶ国以外に出国してしまうとビザは失効してしまいます。
ちなみに、それぞれの単独ビザを別々に申請する場合、3カ国で合計$130となり、$30も高くなります。
国名 | アライバルでの ビザ申請料金 |
日本国内での ビザ申請料金 |
---|---|---|
ケニア | $50 | 5,500円 |
ウガンダ | $50 | 6,500円 |
ルワンダ | $30 | 5,500円 |
合計 | $130 | 17,500円 |
つまり、3ヶ国を周遊する予定であれば、この東アフリカ観光ビザを取得したほうが金額負担が少なくてすみます。
ちなみに、上記の単独ビザの申請料金は「シングルビザ」(1回の入国のみ)の場合です。
マルチプルビザ(数次入国ビザ)の場合だとさらに高くなります。
東アフリカ観光ビザの申請と取得
東アフリカ観光ビザの申請は、最初に入国する国に申請する必要があります。
例えば、僕のケースだと該当3ヶ国のうちケニアから入国するので、ケニアに申請をすることになります。
また、どの国で申請を行うかによって申請用紙などが異なります。
申請・取得方法は4つ。
- 日本国内の大使館で直接申請
- 郵送
- オンライン
- アライバル
「アライバル」とは、入国の際に現地空港などで申請手続きをして、その場で発行してもらう方法です。
アライバル以外の方法の場合は、発行までに数日かかりますので、日にちに余裕を持って申請しましょう。
また、写真や往路のフライトチケットなど、事前提出書類については厳しいと思われますので、指定された書類は全て準備しましょう。
ちなみに僕の場合は、帰りのフライトチケットを持たずに旅立ったため、アライバルでの申請しか選択肢がありませんでした。
各国別の申請方法については下記リンクを参照して下さい。
ケニアから入国する場合
ケニアのHPは日本語できちんと説明してくれているので丁寧です。
ウガンダから入国する場合
ウガンダ大使館のHPを見ると、最初に表示されるのは日本語なんですけど、東アフリカ観光ビザの情報がない・・・。
でも、右側の「Secondary Navigation」の下にある「Visa Information」をクリックすると英語の原文ページに表示が切り替わります。
そうすると、ちゃんと下の方にありましたよ、「5. East Africa Tourist Visa (Uganda-Rwanda-Kenya)」の項目が(笑)
ここもちゃんと日本語訳を用意してほしいですよね。
ウガンダ大使館、いいかげんすぎる(笑)
ルワンダから入国する場合
ルワンダ大使館HPの情報は、残念ながら英語のみです。
なお、必要書類等については、株式会社三栄トラベルさんの下記リンクが参考になると思います。
⇒東アフリカ観光ビザ必要書類
ケニア入国での実際の東アフリカ観光ビザ申請・取得状況(アライバル)
僕がアフリカ旅行をした際には、空路でケニアから入りました。
また、事前でのオンライン手続きなどは一切せず、直接イミグレ(イミグレーション=出入国管理)に行ってアライバルビザでの申請手続きをしました。
①イミグレにある申請用紙(Form No.22)に記入する。
ケニアでの申請書類(Form No.22)
※申請用紙は窓口向かいの記入カウンターに置いてあります。
②記入済みの申請書とパスポートを持って窓口へ
僕らのときは、右から2番目のカウンターに並ぶように支持されました。
③$100を支払い、ビザ作成の間待機
④数分後、ビザ(の貼られたパスポート)と領収書を受け取り、終了
ビザはパスポートに貼り付けてくれます。
まるまる1ページ使用するので、残ページが少ない方は要注意。
なお、後で気づいたのですが、僕と同行者のうちの1名は、名前のスペルが間違ってました・・・(笑)
特に問題はありませんでしたが、トラブルを避けるためにも、受け取ったらスペルなど記入内容を確認したほうがいいです。
結果として必要だったものは、
- パスポート(残存期間が6ヶ月以上)
- 申請書類
- 申請費用 $100
だけでした。
当時のネットで見た情報では、写真が必要とか、帰りのフライトチケットが必要とか、いろいろ書いてあったんですが、僕らはなにも言われませんでした。
(念のため用意していきましたが笑)
つまり実際は、写真不要、帰路の航空券不要でした。
ただし、たまたま要求されなかっただけかもしれませんし、係員にもよるのかもしれません。
海外の場合はそういうことも十分ありえますからね(笑)
なので、用意できるのであれば念のため用意していったほうが無難でしょう。
なお、申請費用の$100は現金のみの受付になります。
クレジットカードなどは使用できませんので、現金で用意しておいてください。
あ、ビザ申請に直接関係ありませんが、入国の際にはイエローカード(黄熱病ワクチン接種証明書)の原本が必要になりますので、これも手元に用意しておきましょうね。
まとめ:アフリカ旅行で該当3ヶ国を回るなら東アフリカ観光ビザがお得!
ケニアでの、アライバルビザ取得は予想以上にスムーズでした。
たまたまうまくいった可能性も否めませんが、これから取得をしようとする方は一つの参考にしてみて下さい。
もちろん、ケニア以外のウガンダやルワンダから入国する場合は、また状況も変わってくる可能性が高いです。
余談ですが、この3カ国はどこも素敵ですし、人も優しくて居心地がよかったです。
特にルワンダは治安がよく、Wi-fiもよく繋がるし、旅行者にはかなり過ごしやすいですよ。
せっかく東アフリカ観光ビザを取得するなら、この3ヶ国を回って楽しんでくださいね。
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