本日12月27日、本日の午前中はS君と一緒にカタルーニャ音楽堂へ。
午後は、S君はFCバルセロナの本拠地であるカンプ・ノウスタジアムに行くとのことです。
僕は他の場所の方が優先順位が高く、特にグエル公園には早く行きたかったので(S君はすでに行った)、午後は別行動することになりました。
カタルーニャ音楽堂は前日にネットで10:00の回を予約しましたので、9時には起床し、軽く朝食。
僕は引き続きお腹の調子が悪く、いまだにヨーグルトが主食です。
ちなみに、S君の朝ごはんはもっぱらカップヌードル。
カタルーニャ音楽堂
ホテルを出発し、地下鉄L1でウルジェイ駅からウルキナオナ駅まで。
駅を降りると5分くらいでカタルーニャ音楽堂に着きます。
少し早めに着いたので、受付を済ませ、1Fにあるカフェテリアに座って待ちます。
すでに他にも数組の観光客が座って時間を待っています。
カタルーニャ音楽堂は1905〜1908年にリュイス・ドメネク・イ・ムンタネー(モンタネール)によって建築された建物で、ムンタネーの最高傑作と言われています。
ムンタネーは若くしてバルセロナ音楽学校の教授となり、ガウディに教えたこともある人物です。
この音楽堂は現在もコンサートホールとして使用されていますが、1997年にサン・パウ病院とともに世界遺産に登録されています。
ちなみに、カタルーニャ音楽堂は自由見学ができません。
必ずツアーガイドがついて案内をしてもらうことになり、全て時間を指定しての予約制です。
予約の際は、ガイドの言語を選んで予約します。
日本語は残念ながらありません。
僕らは英語を選択しましたが、他にもスペイン語、カタルーニャ語、フランス語などから選ぶことができます。
ガイド付きで1名€19.5です。
さて、予約時間の10:00になるとガイドのおじさんが登場し、内部に案内されます。
ツアーのかたちを取るので、1回あたり40人くらいです。
ぐるっと円形に座席が設置されている部屋に入り、冒頭説明を受けます。ガイドさんはなかなかの熱意で語ってくれます。
音楽堂の歴史についてのビデオも観ます。
ビデオは途中で眠くなっちゃいました(笑)
もったいぶった冒頭説明がやっと終わると、いよいよ音楽堂内の見学開始です。
階段を上がって、まずはパーティーホールとそのバルコニーへ。
バルコニーへ出ると、外から見られるタイルや彫刻が間近に見ることができます。
じっくり見たあとは、いよいよメインの大ホールへ。
これがもうとにかく豪華。
ステージ周りの装飾、一面に見られる彫刻、天井のステンドグラスでできたシャンデリア。
彫刻はこんな感じ。
壁面のステンドガラス。
そして、天井のシャンデリア。これがホントに、ため息が出るほど綺麗です。
こんな環境で音楽鑑賞ができたら最高でしょうね。
実際、コンサートの予約も検討したのですが、どれがいいのか悪いのかわからないし、値段もまあまあしたので、今回はツアーのみにしました。
日程や予算に余裕がある方はぜひコンサートを楽しまれるといいと思います。
大ホールを客席から見学したあとは、2階席にも上がって見学します。
天井のシャンデリアが横の角度から見られて、これもまた綺麗。
僕はこのシャンデリア、すっかり気に入りました(笑)
綺麗すぎてずっと見ていたし、気づけば写真も10枚以上撮ってました(^_^;)
これでカタルーニャ音楽堂のツアーは終了です。
所要時間は1時間くらいです。
カタルーニャ音楽堂をあとにした僕らはカタルーニャ広場へ。
なんかお祭りみたいなのをやっていました。
そういえば、街のいたるところにシェアサイクルがあって、便利そうでしたが使い方がわからず一度も利用しませんでした。
でも観光で利用するとかなり使い勝手がよさそうです。
あとで利用者に使い方を聞いたら、アプリをダウンロードして使うようです。
どうやらアプリで予約すると、貸出できる自転車のランプが光り、それが取り出せる。
返すときは、他の同じようなステーション(ドック?)でも大丈夫で、アプリで料金もすべて管理されるみたいです。
市内のいたるところにあるので、気軽に乗り捨てられそうです。
次回来る機会があれば、ぜひ利用したいと思います。
そして僕らは、その傍らにあるデパート、エル・コルテ・イングレスに入りました。
ここでS君は彼女や職場へのお土産を買いたいというので、僕も同行。
地下には大きなスーパーマーケットがあるので、そこでお菓子などのお土産を物色します。
ばらまき系のお菓子であれば、ここは種類が豊富なので、ここで買うのがオススメ。
僕は彼女もいないのでお土産を買うつもりはなかったのですが、S君はこのあとお土産を一旦ホテルに持って帰るというので、僕の主食であるヨーグルトを買い足して一緒に預けることにしました(笑)
そしてS君とは一旦ここでお別れ。
S君は歩いてホテルに戻ってから午後にカンプ・ノウスタジアムへ。
僕はサン・パウ病院に行きたかったので、地下鉄に乗ってサグラダ・ファミリア駅へ。
本当はサン・パウ・ドス・デ・マッチ駅の方が近いのですが、乗り換えが発生するのと、サグラダ・ファミリア駅から歩いても1駅分なので、駅から歩いていくことにしました。
サグラダ・ファミリア駅からはちょうどサン・パウ病院に向けて斜めに走る緑道があり、それをまっすぐ歩けば15分ほどでたどり着きます。
着いたのは13時位。
サン・パウ病院
サン・パウ病院の正面はこんな感じです。
サン・パウ病院は、カタルーニャ音楽堂と同じくムンタネー(モンタネール)による建築で、1902〜1930年にかけて建築されました。
「芸術には人を癒やす力がある」というムンタネーの信念により、病院という施設ながら、いたるところにステンドグラスやタイルなどの装飾があしらわれています。
老朽化によって2009年に閉鎖されてしまいましたが、それまでは実際に診療が続けられていました。
ここでもガイドツアーを申し込むことができますが、僕はガイドなしの自由見学で入場、€13でした。
中に入ると、広大な敷地の中にいくつもの病棟があり、案内地図によると、それぞれ手術室や入院病棟、修道院というように役割が違うようです。
1枚目は館内に展示してあった敷地内の模型、2枚目は入院病棟です。
建物の中はタイルやステンドグラスで装飾が素晴らしい。
レンガ造りを貴重とした建物はどれもいい雰囲気です。
また、患者の快適性の追求という観点から、中央には庭園があったり、とても病院とは思えない素敵な敷地です。
また、よく考えられていると感心するのが、各病棟をつなぐ地下回廊網(トンネル)です。
医者や看護師などのスタッフがそれぞれの病棟から別の病棟に移動する際や、患者を移送する際に、このトンネルを利用したようです。
実際にその地下回廊を歩くことができます。
ガウディ建築よりも少しマイナーなのか、観光客はそれほど多くないので、とてもゆったりと見学できました。
所要時間は1時間ほどでした。
このあとはいよいよ楽しみにしていたグエル公園です。
今回、バルセロナでサグラダ・ファミリアに次いで楽しみにしていたスポット。
有名なオオサンショウウオの彫刻があるところです(^^)
グエル公園のレポートは長くなりそうなので(笑)、今回はここまで!
つづく
⇒スペイン旅行記 2017 ⑪ ~7日目(2):グエル公園編~
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