元英会話スクールカウンセラーのカワジュン(@kawayoshijun)です。
「よし、今年こそ英語を勉強するぞ!」
そう決意したら、次に考えるのは「どうやって勉強しようか?」ですよね。
独学で頑張る?それとも英会話スクールに通う?
目次
英語学習における5つの方法
いろいろやり方はありますが、主に次の5つに分かれるかと思います。
- 留学/ワーキングホリデー
- 英会話スクール
- カフェレッスン
- オンライン英会話
- 独学
どれがいいか、とは一概には言えません。
投じることのできる時間やお金、目的や環境によって、人それぞれ状況は異なるからです。
それではどの方法があなたにとってのベストな選択でしょうか。
選ぶ際に大事なのは、
- それぞれのメリット・デメリットなどについて理解すること
- 自身の状況に応じた判断基準をもつこと
です。
ちなみに、持つべき判断基準とは、
- 価格は適切か、継続的に捻出できる価格か
- 長期間継続できそうか(場所、時間、ペース、モチベーション、サポート、強制力)
- 実際に身につきそうか
です。
それでは、それぞれ具体的に説明していきます。
留学/ワーキングホリデー(ワーホリ) ※長期
- 長期間英語の環境にどっぷりつかることができる
- 日々の生活の中でも日常的に英語を使う機会がある
- ネイティブの友人ができる
- ワーホリであれば英語を使って仕事ができる
- 費用が高い
- 中~長期間にわたるため、社会人には難しい
- 基本的にグループでの授業
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渡航する国、期間によって異なりますが、以下のような費用が発生します。
- 学費
- 留学エージェントのサポート費用
- ビザ申請費用
- 保険料
- 渡航費
- 滞在費
- 生活費
例えば、アメリカに半年間留学するケース場合、ざっくり200万円前後必要になります。
ワーホリを利用する人も、多くの場合は最初に語学学校に通いますので、費用としては同じくらいです。
英語を学ぶ上でこれ以上ない環境と言えますが、費用および期間の面で、この選択肢を選べる方は限られます。
20代の方であれば、転職の前に一度留学(ワーホリ)に!という選択肢は、大いにアリだと思います。
逆に、30代40代になると、ワーホリはもう年齢上厳しいですし、社会人でこれだけの長期間休めるケースはほぼないため、基本的には選択肢から外れてくると思います。
また、短期(1週間~)のフィリピン留学、という選択肢もあります。
その場合は費用もだいぶ安く、マンツーマンレッスンになりますので、短期的・集中的に学びたい方にはオススメです。
ただ、今回は継続的な英語学習の方法を紹介しているので、こちらについて触れるのはまた別の機会にします。
英会話スクール
- 自分のスケジュールに合わせて、場所やコース、スタイルを選ぶことができる
- 通学・通勤しながら、空き時間に受講が可能
- 大手であれば専門的に開発されたテキストを使用できる
- 対面なのでモチベーションが高まる
- 学習の相談にのってもらうことができる
- 費用が比較的高い
- 自宅付近に校舎がない場合、通うのが大変
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大手スクールであれば、首都圏の多くの駅や地方都市の主要駅にありますので、通学・通勤の前後や休日にも通いやすいです。
スクールによっては、校舎もその都度選べるため、休日は家の近くで、ということも可能。
きちんとしたテキストが用意されているので、体系的に学ぶことができます(なかなか高額ですが)。
スクールによってメソッドは異なりますので、自分に合った学び方ができるスクールを選ぶといいでしょう。
また、私がやっていたような「カウンセラー」と呼ばれる相談役がいますので、学習アドバイスが気軽に受けられるのも、効率とモチベーション維持に有効です。
価格については、基本的にコース次第です。
一番高いのはマンツーマン(プライベート)レッスンで、1コマ5000~7000円台と、かなり高額になります。
グループレッスンであれば、クラスの人数にもよりますが、セミプライベート(2~3人)で3000~4000円台、グループ(8人程度)で1000~2000円台となります。
※レッスンタイプについてはこちらの記事をご参照ください。
⇒「マンツーマン ?グループ ? 英会話のレッスンタイプの違いとそれぞれのメリット・デメリット」
※無料体験レッスンを受けるタイミングについてはこちらの記事
⇒「英会話スクールの無料体験は月末がオススメ!元従業員による裏事情!」
※マンツーマンに特化したGABAマンツーマン英会話についてはこちらのサイトも参考になります。
⇒30代がGABA英会話に1年通った効果
マンツーマン英会話スクール満足度No.1。場所も時間も自由予約制。
・GABAマンツーマン英会話
ビジネス英語に強い英会話スクール。ビジネスマンからの評価が高い。
・ベルリッツ
女性専用マンツーマン英会話スクール。オシャレな空間で落ち着いてレッスン。
・bわたしの英会話
カフェレッスン
- マンツーマンでも、スクールに比べて費用が安い
- 自分のペースで学ぶことができる
- 通学・通勤しながら、空き時間に受講が可能
- 対面なのでモチベーションが高まる
- 受講場所はカフェや講師の自宅などに限られる
- 全ては講師の質次第
- テキストは自分で用意するか、講師のオススメを使用
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校舎がない分、運営側としては固定費がない分費用が抑えられています。
公共の場で周囲の目を気にせず話せる人であれば、スクールに比べ費用が抑えられます。
なお、トラブル防止のため、講師自宅での受講はあまりお勧めしません(特に女性)。
また、校舎がない代わりに、逆に言うと、講師がいさえすれば全国どこでも利用が可能です。外国人に人気のある都心部であれば、講師の選択肢も広がります。
スクールと違い、決まったメソッドがないので、テキスト選び含め、基本的には講師次第になってきます。いわゆる「当たりはずれ」がありますので、運よく「当たり」の講師であれば良質なレッスンを安価で受けれらますが、「はずれ」を引いてしまうと、変更が難しかったり、変更可能でも時間がかかるケースがあります。
オンライン英会話
- 費用がとにかく安い
- 自宅で受講ができる
- 講師が自由に選べる
- 大手であれば自社開発テキストがあり、体系的に学ぶことができる
- 大手であればカウンセリングサービスあり(スカイプ等)
- 通信環境によっては見づらかったり聞き取りづらかったりする
- 対面ではないので、モチベーションが保ちにくい
- 講師は主にフィリピン人でありアルバイトの学生が多い
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とにかく安いです。
多くが月額で5000円程度で1日25分、24時間受講可能、という相場です。
個人的には、フィリピン人は日本人に気質が似ていると思うので、丁寧ですし接しやすいと思います。
しかし、例えば「職場のイギリス人スタッフの英語が全然聞き取れなくて」という方には、フィリピン英語とイギリス英語は全然違うので、本来の目的(イギリス英語を聞き取る)の達成には遠回りになるかもしれません。
また、講師にはアルバイトの学生が多いため、社会人の方は話が通じないこともあるかもしれません。
運営会社によっては「教員免許保有」「社会人経験」などを謳い文句にしている講師もいますので、そういった講師を選ぶことが大切です。
もう一つ、対面かそうでないか、実はこの違いは想像以上に大きいです。
実際に体験するとわかりますが、対面だと緊張感も高まりますし、好きな講師だと会うのが楽しくなります。
オンラインの場合はその感覚が弱まるので、価格が安いのも相まって、モチベーションが下がったときに上げにくくなるということがあります。
月額5,980円で毎日レッスンが受け放題。7日間の無料トライアルあり。
・ネイティブキャンプ
ビジネス経験豊富な講師陣と教材。ビジネス英会話を身につけたい方におすすめ。
・Bizmates(ビズメイツ)
1レッスンあたり129円から。5分前までの予約が可能。
・レアジョブ英会話
独学
- 費用がかからない(せいぜいテキスト代、アプリ料金程度)
- 今はよくできた無料アプリ、安価で良質なアプリが数多くある
- モチベーションが非常に下がりやすく、維持も難しい
- インプットに偏り、アウトプットの機会は基本的にない
- 自分のやり方が正しいのか不安
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大きなポイントとしては、費用vsモチベーションです。
ほぼ費用ゼロで始められるのが大きなメリットですが、その分やめても財布は痛くないですし、アウトプットの機会がないとモチベーションも下がりやすく、大半の人が早い時期で挫折してしまいます。
課題は、いかにアウトプットの機会をつくり、モチベーションを維持するか、です。
※独学での勉強方法についてはこちらの記事で解説しています。
⇒英語を話せるようになりたい!独学での勉強方法を紹介【初心者向け】
1日33円、いつでもどこでも気軽に学習。スピーキングも伸ばせる英語学習アプリ。
・スタディサプリ ENGLISH
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分の状況に合いそうな方法は見つかりましたか?
結論として、
- 「留学/ワーホリ」は、費用的・期間的に余裕のある方向け
- 「独学」は、よっぽど意思が強く、同時にアウトプットの機会も日常的にある方向け
と考えます。
しかし、上記の方はどちらかというと少数派かと思いますので、多くの方は他の3つから自分の状況に合ったものを選ぶのがいいでしょう。
- 「英会話スクール」は、少し費用をかけてもいいので、多少の強制力やサポートがほしい方向け
- 「カフェレッスン」は、費用は少し安く抑えたいが、対面のマンツーマンで学びたいという方向け
- 「オンライン英会話」は、とにかく費用を抑え、スキマ時間をうまく活用して学びたい方向け
以上を参考にして、ぜひ自分に合った学習法を選び、行動に移してみてくださいね。
ちなみに、僕は最近また英語学習から遠ざかっていたので、近々オンライン英会話を始めたいと思っています。
体験もいくつかしたいと思いますので、その際はまた体験レポートとしてまとめたいと思います(^^)
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