僕、カワジュン(@kawayoshijun)が愛してやまない海外ドラマ、『ゲーム・オブ・スローンズ』(Game Of Thrones)の配信が、1月末よりついに、Amazonプライムビデオでも始まりました!
『ウォーキングデッド』などに押されて日本ではまだメジャーになり切れていないこのドラマですが、
僕は今まで観てきた海外ドラマ、いや、映画をひっくるめた中でも一番好きなこの作品を、ぜひ一人でも多くの方に知っていただきたいと思います!
(あ、僕は『ウォーキングデッド』も大好きですよ(^^))
ということで、今回はその『ゲーム・オブ・スローンズ』(Game Of Thrones)の魅力について語らせてください。
目次
『ゲーム・オブ・スローンズ』(Game Of Thrones)ってどんな話?
まずは概要から。
原作はジョージ・R・R・マーティンの『氷と炎の歌』という本。
それをアメリカのケーブル局であるHBOが、巨額の予算(1話につき600万ドル!)を投じて製作しているドラマで、架空の王国を舞台に、名家が覇権争いを繰り広げる、という話です。
主に3つの舞台(ウェスタロス、北部、エッソス)の話が同時に進行し、複雑に絡み合うプロットとなっています。
また、基本的には人間ドラマではありますが、ドラゴンやゾンビっぽいものも登場し、少しファンタジー要素が含まれています。
僕は人に紹介するときに、「『ロード・オブ・ザ・リング』の大人版」と言っています。
全体的な雰囲気はあの映画に近いのではないかと。
ただ、『ロード・オブ・ザ・リング』の場合は完全な悪の化身がいてそれを倒す(指輪を封印する)のが目的でしたが、
『ゲーム・オブ・スローンズ』の場合は覇権争いという物語のため、戦争、統治、謀略や裏切りなど、政治的な要素が多く盛り込まれており、大人が楽しめる作品となっています。
なお、暴力的なシーンや少しエロティックなシーンもあるため、R-15指定作品となっています。
アメリカでは2011年の春から放映が始まり、現在はシーズン7まで放映されています。そして、次のシーズン8がファイナルシーズンとなる予定です。
日本でもシーズン6からスターチャンネルで同時放映が始まり、すでにシーズン7までDVD化されています。
(Amazonプライムビデオではシーズン6まで)
ちなみに、原作が存在するのはシーズン5までで、6以降は原作者と相談をして脚本をかいているそうです。
また、エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、多くの賞を受賞しています。
海外では爆発的に人気があり、欧米だけでなくアジアなどにおいても、多くの若者が知っているドラマです。
僕も以前の職場の外国人から紹介され、あっという間にハマってしまいました。
では、何がそんなに面白いのでしょうか…???
『ゲーム・オブ・スローンズ』の脚本が素晴らしい!
なんといっても、そのストーリー展開が一番の魅力です。
【先が読めない】
あまり深く言いすぎるとネタバレになるのでここではやめておきますが、ドラマが進むにつれてたくさんの登場人物が登場します。
その中で、メインキャラクターと思われるような人物が多く出てくるのですが、びっくりするくらいいきなり死んだりします(笑)
正直言って、全く次の展開が読めません!
2時間の映画ではない分、「普通ならこれがこうなって、結局こういう展開だろうなー」という期待を簡単に裏切ってきます(笑)
メインキャラクターといっても、良い人悪い人、どちらもです。
【伏線の張り方が絶妙】
正直言って、前半のシーズンは謎が多いです。
ストーリーを楽しむ分には全く気にはならないのですが、前半で明らかになっていなかったことが、後半になっていろいろつながってきたり、とある人物が実はつながっていたり、ということがあります。
「そういくことかー!!!」と、毎シーズン、そのストーリーにはうならされます。
【正義と悪の境界があいまい】
また、その「良い」「悪い」もこのドラマでは曖昧なところがまたポイントです。
完全に「良い」、あるいは完全に「悪い」というキャラクターはほぼ存在せず、それぞれがそれぞれの立場で、それぞれの正義を持って行動します。
勧善懲悪ではない、そんなところがこのドラマを盛り上げているのではないでしょうか。
【魔のスパイラル】
また、ドラマによくある「終了間際の引っ張り方」がえげつないことこの上なし(笑)
かなりの確率で「えっ、そこで終わるの!?気になる!!」となります(笑)
そのため、1話終わるとすぐ次のエピソードが観たくなる、という、海外ドラマにありがちな魔のスパイラルがしっかりあります。寝不足注意です。
『ゲーム・オブ・スローンズ』の登場人物が魅力的すぎる!
【登場人物が多い】
先述のとおり、ドラマが進むにしたがって数多くのキャラクターが登場します。
ええ、それはもう覚えきれないほどに…(-_-;)
でも、それが魅力の一つになっているんですよね。
ですから、最初のうちは相関図が必須です。
【それぞれが違う魅力を持つ】
ですが、彼ら一人一人がしっかりと個性を持ち、それぞれが複雑に絡み合い、出会っては別れ、そして再会し…。
そして、それぞれが自分の中の「正義」に従って生きているので、登場したときはいかにも悪そうなキャラクターでも、いつの間にかその生き方や考え方に魅力を感じ、気づいたら好きなキャラクターになっている、ということがあります。
また、キャラクターによって強みなどは異なるので、それぞれがどのような手段を使って権力を手にしていくのか、といったところも面白い点です。
ある者は力によって、ある者は知恵によって、ある者は人を利用して…というように。
【『ゲーム・オブ・スローンズ』にみるリーダー論】
個人的に面白いと思う視点が、「リーダーのありかた」です。
ストーリー上、多くの権力者、あるいはリーダーが登場するわけですが、どのように統率することで部下がまとまるか、裏切られるか。あるいはどのようなコミュニケーションが人を惹きつけるか。
そういった「リーダー論」を学ぶことができるのも大きな魅力かな、と思います。
もう一つ付け加えると、このドラマに登場する女性は全体的に、強くてたくましいです(笑)
『ゲーム・オブ・スローンズ』の映像が美しい!
僕が観ていたのはAmazonプライムビデオで配信される前だったので、レンタルをして観ていたのですが、必ずブルーレイをレンタルしてました。
DVDしか在庫がなかったら、ブルーレイが返却されるまで待ちました。
というのも、映像をしっかり楽しみたかったからです。
【CGが自然で奇麗】
さすが多額の製作費をかけてあるだけあって、リアルとCGの使い分けが巧みです。
リアルの部分に、例えば背景に対してCGを使い、あたかもそのような場所が実際にあるかのように錯覚させてくれます。
もちろん、ドラゴンなど架空の生き物のCG描写もとてもリアル。
ぜひ大きな画面で、奇麗な映像で観ていただきたいです。
【様々なロケ地】
原作の世界観を再現するため、様々なロケ地で撮影されています。主に北アイルランド、クロアチア、スペインなど。
CGだけではなく、実際の自然や建物を効果的に使いながら、その世界観を表現しているのです。
そして、それにCGを加えてさらに完成度を高めているのです。
ちなみに僕はスペインに旅行に行った際に、スペインのロケ地の一つ、ジローナの街に行ってロケ地巡りしてきました(笑)
『ゲーム・オブ・スローンズ』の魅力のまとめ
それは…
- 脚本が素晴らしい!
- 魅力的なキャラクターたち(登場人物)!
- 映像が美しい!
これに尽きるでしょう!
とにかく、その魅力的なキャラクターたちが織り成す素晴らしいストーリー展開、そして、その没入感を高めてくれる映像。
次のシーズン8で完結してしまうのがなんとも寂しい限りですが、今から本当に楽しみです。
シーズン8は2019年公開予定とのことですので、それまでまたAmazonプライムビデオで観返して楽しもうと思います(^^)
コメントを残す