旅好きブロガーのカワジュン(@kawayoshijun)です。
今回は、実際に行ってきた僕がおすすめする、マレーシアの世界遺産都市マラッカの観光スポット12選をご紹介します。
絶対に外せない有名なスポットから、ガイドブックには載っていないけど絶対に行ってほしい穴場スポットも教えちゃいます♪
実際に行ってみた感想とともに、行き方や料金、所要時間も解説します!
※1RM≒25円(2017年8月当時)
- これからマレーシア旅行に行く人
- 世界遺産の街・マラッカに行く予定の人
- マラッカにも足を伸ばそうか悩んでいる人
- マラッカの穴場スポットを探している人
そんな方はぜひ参考にしてみてください!
目次
マラッカの概要
古都マラッカ
マラッカ(ムラカ)Malacca(Melaka)は、マレー半島の南西岸に位置し、15世紀にはマラッカ(ムラカ)王国として栄えた都市です。
王国後、ポルトガル、オランダ、イギリスと続く海外列強国に支配をされたことで、もともと持つマレー半島のイスラム文化と西欧文化が折り混ざり、独特の文化を形成しました。
その当時の街並みが今もなお残され、2008年には世界文化遺産に登録されました。
マラッカへの行き方
首都クアラルンプール(KL)からは基本的にはバス(RM10〜11)を利用します。
クアラルンプールにあるTBSバスステーションという大きなバスターミナルから約2時間でマラッカのバスターミナルに着き、そこから市街地まではタクシーで約15分(約RM20)です。
TBSバスステーションは、正式には「Terminal Bersepadu Selatan」という名称の高速バス乗り場です。
Bandar Tasik Selatan駅という電車の駅と直結しているので、アクセスとしては電車で行くのが便利です。
この駅には以下の3路線が通っています。
- KTM LALUAN SEREMBAN(Line 1)
- ERL LALUAN KLIA EKSPRES(Line 6)
- ERL LALUAN KLIA TRANSIT(Line 7)
マラッカへは鉄道を利用して行くこともできますが、マラッカ市街への最寄り駅となるタンピン駅でさえ、マラッカ市街地までタクシーで1時間位かかるため、バスに比べると不便です。
金額も安く移動も楽なので、クアラルンプールからの移動はバスがおすすめです。
【マラッカ観光】絶対に外せないスポット <おすすめ度◎>
ではいよいよまいりましょう!
ガイドブックにも載っている観光スポットのうち、マラッカで絶対に外せない有名なスポットを紹介します。
※1RM≒25円(2017年8月当時)
なお、紹介するスポットで中心地にあるものは、まとめて最後に地図を添付しています(^^)
①オランダ広場 Dutch Square
オランダ広場は、マラッカ観光の中心地・起点となる場所です。
噴水を囲むように、スタダイス(Stadthuys)やムラカ・キリスト教会(Christ Church Melaka)があります。
その赤い建物はこの街のシンボル的存在で、「I LOVE MELAKA」の看板は外せないインスタスポットです。
広場の一角(川沿い)にはツーリスト・インフォメーションもあります。
②チャイナタウン(ジョンカー・ストリート) China Town(Jonker St.)
- 行き方: スタダイス(オランダ広場)から橋を渡ってすぐ(徒歩1分)
- ナイトマーケット開催日時: 金土日曜日の18:00〜24:00
チャイナタウンの中心にある通りがジョンカー・ストリートです。
ジョンカー・ストリートはマラッカのメインストリートで、左右に多くのレストランやショップが立ち並び、食べ歩きするのが楽しくなる通りです。
ジョンカー・ストリートを中心として、左右に伸びる通りや裏通りにもお店がいたるところにあり、このへん一帯には散策する多くの観光客を見ることができます。
昼間のジョンカー・ストリートは比較的落ち着いており、車道には普通に車も通ります。
が、金・土・日曜の夕方から深夜は通行止めとなってナイトマーケットが開かれ、とても賑わいます。
ステージではカラオケ大会が催され、飲食店や土産品の露店が立ち並びます。
あまりの人の多さに、全く別の場所かと思うほど、その表情が変わる通りです。
このナイトマーケットは、他のアジア諸国のナイトマーケットとはまたちょっと違ったものを売っていたりするので、アジアでナイトマーケットに行き慣れている方にも新鮮で楽しめると思います。
ちなみに、ジョンカー・ストリートのつきあたり(北側)付近に、ドリアンのアイスクリーム屋さんがあります。
なかなか強烈です(笑)
僕は食べきれませんでした…。
③セント・ポール教会 St.Paul’s Church
- 行き方: スタダイスから徒歩5〜10分(坂道あり)
- 入館料金: 無料
- 所要時間目安: 30分
セント・ポール教会はオランダ広場のすぐ裏手の丘の上にある教会跡で、フランシスコ・ザビエルの遺骨が9ヶ月間安置されていたそうです。
ここからマラッカの街を見下ろす景色はとても綺麗です。
マラッカに来た際にはぜひここからの眺めを楽しんでいただきたいです。
【マラッカ観光】ガイドブックには載っていない穴場スポット<おすすめ度◎>
さあ、ここからは必見ですよー!
ガイドブックには載っていない、でも絶対に行ってほしい超おすすめの穴場的なスポットを紹介します!
④水上モスク Melaka Straits Mosque(Masjid Selat Melaka)
- 行き方: スタダイスよりタクシーで約15分、自転車で約25分
- 入館料金: 無料
- 所要時間目安: モスク自体は30分
水上モスク(Melaka Straits Mosque/Masjid Selat Melaka)は、Googleやインスタで検索してもらうとすぐ出てくる、絶対に外せないインスタスポットです!
モスクとは、イスラム教の礼拝堂のことです。
ここのモスクは水上に浮かんでいるように見え、夕日を綺麗に見ることのできる最高のスポットです。
モスクに入ることもでき、その際は無料で借りられるヒジャブ(肌を隠すための布)を身につけて入ることができます。
ただ、夕日を見に行くだけなら入らなくても大丈夫です。
16時過ぎくらいからだんだん観光客が増えだして、モスクの東側の海岸沿い(岩場)で場所取りが始まります(笑)
夕日が沈み始めると、ちょうどその位置からは夕日をバックに映えるモスクを見ることができるんです。
モスクもライトアップされ、とても美しい姿を眺めることができます。
ここは絶対に行ってほしいです。
ここは徒歩だとちょっと遠いので自転車で行くのがおすすめです。
ですが、女性だけのグループや、体力に自信がない方はタクシー(Uber)で行くといいでしょう。
⑤The Huskitory(ドッグカフェ)
- 行き方: スタダイスからタクシーで約18分、RM8くらい
- 入館料金: RM18
- 営業時間: 火曜〜日曜12:30〜22:30(月曜定休日)
- 所要時間目安: 1時間半〜2時間
このThe Huskitoryは、TripAdvisor (トリップアドバイザー)で評価を見たところ、マラッカで1位だったので行ってみましたが、控えめに言って最高です。
なぜガイドブックに載っていないかわからないのですが、おそらくマラッカ中心地からは少し離れた場所にあるからかもしれません。
ハスキー犬専門のドッグカフェで、犬好きなら絶対に行ってほしいスポットです。
ドッグカフェ利用(時間無制限)、ドリンク1杯、お土産(キーホルダー)がついて、なんとRM18(約450円)です。
Wi-fiもフリーで使えます。
日本のドッグカフェと比較すると、そのコストパフォーマンスの高さは段違いです。
えさをあげたり、触ったりできるのはもちろんですが、僕が一番良かったと思うのは、最後にワンコたちとの集合写真を撮らせてくれるところです。
きちんとしつけられているので、集合写真のときにはみんな行儀よく並んで座ってくれるんです。
これがホントかわいい!
アラフォーのおじさんがデレデレでした(笑)
1つだけ注意点ですが、周りには特になにもないので、帰りはUberを使うなど、タクシーを呼びましょう。
もしUberのアプリをダウンロードしていなければ、現地でもらうフライヤーにQRコードがあり、それを使ってUberに登録すると、確かRM5分くらいのUberクレジットポイントがついてきますのでお得です。
ただ、登録に時間はかかりますので、不安なら事前にダウンロードしておきましょう。
(その方が行きにも使えますし)
⑥「オランウータン・ハウス」付近のウォール・ペインティング
-
行き方: スタダイスから橋を渡り、1本目の通りを右折。1つ目の十字路の角がオランウータン・ハウス、右手の小道にウォールペインティング
ここはインスタスポットとしておすすめです。
ちなみに、僕のプロフィール写真は、ここで撮影したものです。
「オランウータン・ハウス」という、マラッカ出身のアーティストのギャラリーがあり、そこの壁には大きなオランウータンのイラストがあります。
それもかわいいいのですが、その前の道から川の方へ向かう脇道沿いの家の壁は、とてもカラフルな柄にペイントされており、とってもおしゃれ♪
女子なら絶対に大好物です。
⑦Restaurant Ming Huat(ポルトガル村に行く途中の小さな食堂)
Restauranto Ming Huatは、僕がマラッカで行ったごはん屋さんの中でイチオシのレストランです。
ここは大通りからポルトガル村に入っていく交差点の角にあるんですが、「ザ・地元で人気の食堂」という感じです(笑)
もしポルトガル村に行かれるのであればぜひ立ち寄ってほしい穴場レストランです!
店頭でバナナやドーナツを揚げていて、地元の人が群がって買いに来ています。
店員さんは英語が通じませんでしたが、周りの方々がフレンドリーで、英語のわかる方が買い方を親切に説明してくれました(^^)
これがまた安いんです!
紙に包まれたごはん(ナシ・ルマッ)とバナナの天ぷらと餃子とドーナツとアイスミルクティーで、合計RM4.9(約120円)!
しかも全部美味しい♪
そもそもの物価が安いとはいえ、ここは特に大満足でした。
⑧消防署
- 行き方: ジョンカー・ストリートのつきあたり(オランダ広場の反対側)を右折し約100mの右手
- 入館料金: 無料
- 所要時間目安: 15分
「消防署!?」
はい、普通の消防署です(笑)
でもおすすめです!!!
ここは散策中にたまたま通りかかって、眺めながら写真を撮っていたら、消防職員の方から「遠慮せず入ってきなよ!おいでおいで!」と促されました(笑)
どうやらよく観光客を迎え入れては見学させてくれているようで、「サイン帳にコメント書いていってくれ!」と言われました。
消防車の中まで見学させてもらえます!
職員さんたちはみんなフレンドリーで、ムキムキマッチョのみなさんと集合写真も撮らせてくれました(笑)
無料で貴重な体験をさせてもらえるので、ここもおすすめです♪
【マラッカ観光】ここも見逃せないおすすめスポット<おすすめ度○>
つづいて、時間があったらぜひ行ってほしいスポットです。
⑨ババ・ニョニャ・ヘリテージ The Baba Nyonya Heritage
- 行き方: スタダイスから橋を渡り、ジョンカー・ストリートと並行して走る1本左のトゥン・タン・チェン・ロック通りに入り、約100mの右手
- 入館料金: RM16
- 営業時間: 月〜木曜 10:00〜17:00、金〜日曜 10:00〜18:00
- 所要時間目安: 1時間
もともとは個人の住宅なのですが、当時の造りや家具がそのまま保存されていて、見学をさせてもらえる博物館となっています。
その内装や家具類はとても趣があって、見学していておもしろいです。
残念ながら内部は撮影禁止です。(入り口の待合室のみOK)
⑩セント・フランシス・ザビエル教会 St.Francis Xavier’s Church
- 行き方: スタダイスから徒歩3分
- 所要時間目安: 5分
日本人なら馴染みのある宣教師、フランシスコ・ザビエル。
ザビエルの像が飾られています。
中には入れませんでしたが、ザビエル像を柵越しに眺めることができます。
ちなみに、オランダ広場からここまでの通りは、建物の色が統一されていてとても綺麗です。ぜひ歩いてみてください。
⑪インド人街 Little India
-
行き方: スタダイスからセント・フランシス・ザビエル教会へ行く道をそのまま直進、徒歩約10分
マラッカはチャイナタウンだけじゃありません。
中心地から少し離れてはいますが、インド人街があります。
実はマレーシアを構成する人種で、マレー人種、中華系人種に次いで3番目に多いのはインド系人種なんです。
(マレー系:約60%、中華系:約25%、インド系:約10%)
その一帯に入った瞬間から香ってくる、スパイシーな独特の香り。
通り沿いには多くの服屋さんやレストランが並びます。
少し離れただけですが、完全に異国感が漂っているのが興味深くおもしろいですよ。
⑫ポルトガル村 Portuguese Settlement
-
行き方: 中心地からタクシーで約20分、自転車で約30分
ポルトガル人の子孫が暮らすエリアで、ポルトガル・スクエア(Portuguese Square)というレストラン街があります。
この一帯は、建物の造りが他のところと全然違うので、また違ったマレーシアの一面を見ることができます。
マラッカ観光地図
今回ご紹介した主な観光スポットの場所を地図で示しておきます。
上記の地図の丸で囲まれたエリアが一番賑わうチャイナタウンなので、この付近に宿泊すると観光に便利です。
ただ、あまり近すぎる場所だと週末は夜遅くまでうるさいかもしれません。
マラッカ観光の基礎知識
マラッカ 観光スポットの周り方
マラッカ中心地はそんなに大きな街ではないので、観光は基本的に徒歩で大丈夫です。
メインの観光スポットである、オランダ広場、チャイナタウン、ババ・ニョニャ・ヘリテージ、セント・ポール教会、セント・フランシス・ザビエル教会、海の博物館などは、徒歩でも十分回ることができます。
ただ、のちほど紹介する「ガイドブックに載っていない穴場スポット」については、徒歩で行くにはちょっと距離が遠いものもあります。
そこでおすすめなのがレンタルサイクルとUber。
レンタルサイクルはRM10くらいで24時間借りることができます。
僕はこれで少し遠出をしたり、サイクリングを楽しんだりして、あまり観光客が行かないような場所も回ることができて、とても楽しかったです。
日程に余裕があればおすすめです!
Uberはいわゆる「白タク」で、一般のドライバーによるタクシーサービスです。
Uberはマレーシアではかなり一般的に使われているので、事前にアプリをダウンロードして設定までしておくと便利です。
Uberとはタクシー配車アプリです。
アプリを通して、迎車から目的地の指定、登録したクレジットカードでの支払いを一貫して行えるので、もし英語が話せなくてもドライバーさんには全て情報が与えられ、会話をする必要がないという素晴らしい仕組みです。
なお、配車時にドライバーさんの顔写真や、利用者からの評価を確認することができるので安心です。
僕はマレーシアでこのUberにはすごくお世話になりました。
ちなみに、同じようなGrabというアプリもあります。
マラッカ観光に必要な日数
有名なメインどころだけ回るのでしたら、丸1〜2日あれば十分でしょう。
ただし、必ず週末を狙いましょう。
週末(金土日)のナイトマーケットは必見です。
僕の場合はのんびり街ブラ(散策)をしたかったので、マラッカには3泊4日滞在しました。
のんびり散策したい僕にはちょうどよかったと感じました。
マラッカは街全体の雰囲気がとても良いので、時々お店を覗いたりしながらのんびり散歩するのがとても楽しいです。
もし日程に余裕があるのであれば、あまり予定をぎっちり詰め込まず、のんびり散策を楽しむのがおすすめです。
まとめ:世界遺産の街マラッカ観光は街歩きが好きな人にはおすすめ!クアラルンプールからもアクセス良し♪
いかがでしたか。
マレーシアの首都クアラルンプール(KL)は大都会ですが、マラッカはまた全然違って、とっても落ち着いた風情のある街です。
個人的な意見をいうと、テキパキ観光地巡りをする、というよりは、のんびり散策を楽しんでいただきたい街ですね。
僕は金曜〜月曜で滞在したので、ナイトマーケットを3日間楽しむことができました。
ナイトマーケットは本当に賑わっていて、3日間毎日行っても飽きなかったです。
食べ物も美味しい♪
KLからもそれほど遠くないので、マレーシアに行った際にはぜひ足を運んでみてください(^^)
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